ゲームプランナーの技術ブログ

ゲームプランナーである管理人が、仕事する上で考えたことや習得したことを書くブログです。

Farpoint(ファーポイント) をプレイして気づいたこと

ちょっと前にクリアしたので気づいたことを書く。

また、以下のシューティングコントローラーを使ってプレイした。

 ※ネタバレありです。

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ストーリーの構成がよい

墜落した宇宙船のクルーを探すのが本ゲームの目的となる。

彼らがどうやって生き延びてきたか、そもそも墜落事故はなぜ起きたのかという謎が、ゲームの進行合わせて次第に明らかになっていくので、ゲームのモチベーションが維持されていた。

基本的には、探索する→進む→敵と戦うの繰り返しなのだが、上記の謎が次第に明かされていく過程があるので、単調にならない。

虫が怖い

主な敵がでかい蜘蛛みたいなモンスターなのだが、マジで怖い。気持ち悪い。
自分の身長よりも高い蜘蛛がやってきたときの絶望は凄い。
VRだと大したこと無い敵も、VRだと大迫力だ。

VRカットシーンの相性の悪さ

VRカットシーンを見せられるのは、ほんとにダルい。カットチェンジが頻繁にできないにないので画が単調になるし、VRゴーグルをつけたまま、カットシーンをみるのは苦痛だ。

一方、手がかりをスキャンして、NPCの行動を観察するフェーズがあるが、それは、それほど苦痛にならなかった。この手法はVRにおけるカットシーンの見せ方としては一つのヒントになるかもしれない。

モーションコントローラーの操作が楽しい

VRの世界に没入していると、コントローラーの操作に違和感を覚えるので、直感的な操作がしっくりくる。

背景アセットが素晴らしい

PSVRのグラフィック処理能力はいまいちなので、画質が荒いが、見知らぬ土地の荒野だとそれがまったく気にならない。

自宅VRの弱点

広い施設でプレイすることが前提でない自宅でのVRコンテンツだと、自分の背後にいる敵を迎撃させようとすると危険性があるため、本作では、後ろにいった敵がわざわざ自分の目の前に来てくれるという親切設計になっている。

安全性を考えれば極めて妥当なのだが、没入感が削がれる。

 
まとめ
全体として、非常によくできているが、カットシーンをみせられる苦痛がひどかった。他のVR対応ゲーム同様に大きなネックだ。 
あと、ストーリーのラストだけは認められない。スッキリしない終わり方で、まったく好みではない。ゲームの終わりは、ベタでもいいのでスカッとしてほしい。