勉強になった本を上げてみる
今回は、私がこれまでに読んだ本のなかで勉強になった本をあげていく。
過去の記事でも書いてきた様に、ゲームプランナーの業務は、多様なので、業務ごとにまとめていきたい。
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企画職全般のことを勉強したい
作者の方が、普段の業務に役立つ事を目指して書いた本である。
ゲームプランナーの業務を幅広く勉強するのに役立つ。
ゲームのイロハから丁寧に説明しており、専門学校生などにも読みやすい。
過去の記事でも触れたコンセプトについても、非常にわかりやすく説明している。
シナリオを書く業務に役に立つ本
ゲームシナリオの書き方 第2版 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣
- 作者: 佐々木智広
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/12/16
- メディア: 単行本
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ゲームシナリオが他のシナリオとどう違うのか、ゲームシナリオとはどういったものなのかについて細かく書かれている。キャラクター設定表のテンプレートなども載っており、非常に実践的な本である。シナリオを初めて書くという方には、かなりオススメである。
ゲームシナリオライターの仕事 名作RPGに学ぶシナリオ創作術
- 作者: 前田圭士
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/07/29
- メディア: 単行本
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さくまあきらといった著名なシナリオライターのインタヴューが載っていることが特徴である。ゲームシナリオの書き方 に比べると実践的ではないが、著名なシナリオライターの貴重な発言にふれることで知見を得ることができる。
↓ストーリー制作のために、その後いくつか読んだ本についてまとめています。
進捗管理の業務に役立つ本
いわゆる進捗管理は、プロマネ的な業務になるので、プロマネの本が役に立つ。
そして、プロマネの本は、ゲーム業界よりも、システム開発で多くの本が出ており、非常に参考になる。
この本もそんな本の一つである。クリティカルパスといったシステム開発の基本的な概念から学べる初心者向けの本で非常にわかりやすい。
何度も紹介している本である。外注の進捗管理に非常に役に立つ。
外注先には、どのように接するべきかが非常にわかりやすく書いてある。外注先に仕事を依頼する場合には、最悪、訴訟沙汰にもなるので、そういったリスクを潰すのに非常に有効な知識が学べる。
仕様設計に役立つ本
「レベルアップ」のゲームデザイン ―実戦で使えるゲーム作りのテクニック
- 作者: Scott Rogers,塩川洋介,佐藤理絵子
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 17人 クリック: 98回
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ゲームデザインの基礎から、仕様書の書き方まで書かれている。ゲーム中のカメラの付け方だったり、UIの設計の仕方だったりと具体的な要素の仕様設計について書かれており実践的だ。
ただ、海外の方が書いているので、文章中に出てくるたとえが海外特有で我々日本人にはわかりづらい。
実装の役立つ本
この本もプログラミングの素養が学べる。
これは、個人的な印象だが、ゲームプランナーは、具体的なコードの書き方よりも、メモリの使い方だったり、データの圧縮の方法だったりといった、どうやってプログラングが動いているかがを学ぶほうが重要だと思っている。
この本は、どうやってプログラムが動いているかを丁寧に記述している。ただ、一昔前の本なので、スマホ向けのゲームについての記載がないのが難点である。
ファミコンの驚くべき発想力 ?限界を突破する技術に学べ? (PCポケットカルチャー)
- 作者: 松浦健一郎,司ゆき
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/10/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は、スペックの低いファミコンで、どうやってゲームが動いているかが書かれている。それらを学ぶことで、プログラミングの基礎的な部分が理解できる。
まとめ
いろいろ紹介したが、ゲームは常に進化しているので、知識のアップデートが必要である。これらの本に限らず、知識を得続けることが重要だと思う(戒め)
また、自分の置かれている環境や状況に合わない仕事のやり方も書かれている場合もあると思うので、そういう時は一つの意見として受け止めるのが良いと思う。
追記:
2019年に読んだ本をまとめました。
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