あなたの思い描くプランナーなんていないのかもしれないという話
企画職だから、プログラマーだから、グラフィッカーだから、当然、あの業務もできるはず、やるのが当然だとか思われることがあるが、その思い込みは危険だ。
特に企画職は、その思い込みが妥当でない時が多い。
例えば、企画職だから、企画書を書ける&書くべき といった思い込みでる。
今回は、その理由について書きたい。
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理由1:業務が多用
以前も書いたが、企画職・プランナーは、非常に業務が多用である。
多用な業務を全てマスターしているSSRな人材はそういない。
前述した企画書の作成について言えば、作成することがない会社は、非常に多くあり、それゆえに、スキルを持っていない人はわりかし多い。
逆に、企画書はすごく良くかけるけども、仕様書はほぼ書けないという人にもあったことがある。
理由2:育ってきた環境がちがう
会社によって、企画職が行う業務は異なる。
当然、企画職がやると思われている業務も、別の職種が担当することもある。
「進捗管理は、企画がやって当然!」と言われることが、PMが一手に引き受けている会社も現にあるのだ。
理由3:やれと言われてないことをやるのは、善意にすぎない
そもそも、やれと言われていないことをやるかどうかは、個人の善意に依存するのだ。
企画職だから、これもやって当然なんてのは、その個人の思い込みだ。
過去の記事でもふれたが、結局、業務の振り分けをちゃんと行わなければ、気づいた人に全部押し付けられるのである。
やって欲しい業務があるなら、ちゃんとそのことを伝えてしかるべきである。
まとめ
ゲーム業界の話に限ったことではなく、他の業界でも、新人だから、議事録をとるべき、電話は積極的にとるべきなんていう思い込みはあるだろう。
どんな職場でも、業務内容を明確化するために、コミュニケーションをとって、何をして、何をしないかをちゃんとすり合わせる必要がある。
そのすり合わせをしていないのに、「なぜ、しないんだー(怒)」とキレだす方が、ベテランの方に非常に多いので、気をつけたいものだ(戒め)
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