課金誘導を強める施策
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」が収益面で苦戦しているらしい。
同作は、上記の記事でも指摘されている通り、ユーザーに課金を促す施策(=課金誘導を強める施策)が弱い。
では、どういった施策・仕様を組み込めば、課金を促すことができるのだろうか。
ソシャゲがどういった施策で収益を上げているかを、同作を題材に考えてみたい。
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ガチャの導入
多くの人が本作について指摘していることだが、ガチャがないことが本作の大きな特徴だ。
これは、聞いた話だが、中小のディベロッパーが、ソシャゲつくるための資金を銀行から借りる際には、ガチャを実装ることが条件となることもあるという。
ガチャに仲間になる動物などを排出させるなどの仕様を実装することで、課金を促すことができるだろう。
ランキングバトルの導入
誰かと競うことに人を熱狂させるものである。
上記の記事の様に、とにかく勝つために課金するという猛者もいるのが、ユーザー間バトルがあるソシャゲである。
ガチャも、ランキング争いに有利なユニットやカードを排出物に組み込むことで、売上が一気に伸びる。
本作でこれを導入する際には、現在、クリスマスイベント限定で手に入る素材の獲得数を競うといった施策が考えられる。
ギルドの導入
ギルドは、ざっくりいうとユーザー間で組まれたゲーム内のチームのことである。
他人とのしがらみがあると、人はゲームを抜けづらくなる。
これに合わせて、GvGの様にギルド間バトルを実施すると、しがらみのため、ギルド間バトルに負けづらいくなる。それゆえ、GvGバトルにより、ユーザーはさらにコストをかけるようになる。
ブーストアイテムの販売
本作は、プレイヤーレベルがアップすることで、ゲーム内通貨の取得や、招待できる動物が増えたりといったメリットがうけられる。
そこで、獲得できる経験値が増えるアイテムを実装するといった仕様の実装が、課金誘導を促す施策として考えられる。
まとめ
ここまで読んで、どれも無理があると思っている人も多いことだろう。
そう、動物の森は、ソシャゲにするのに向かない。
上記の仕様は、どれもソシャゲではスタンダードなものだが、「動物の森」というIPにはまったく適していない。任天堂もそれをわかっていてリリースているはずだ。
それでは、一体、どのようなIPがソシャゲに向いているのかを次回、考えてみたい。
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