ゲームプランナーの技術ブログ

ゲームプランナーである管理人が、仕事する上で考えたことや習得したことを書くブログです。

非対称型対戦ゲームのマッチングしづらさを解消する方法

デッドバイデイライトで一躍注目を集めている非対称型対戦ゲームであるが、
マッチングに問題を抱えている。
 
人気のある陣営にプレイヤーが集中してしまい、
対戦相手が集まらず、なかなかマッチングできないというものである。
 
今回は、それを解消するための方法について考えたい。

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問題の詳細

デッドバイデイライトの場合、サバイバーとキラーにわかれて戦うのだが、タイミングによっては、
片方でのマッチング時間が、もう片方よりも時間がかかる場合がある。
 
私の経験でいうと、キラーで遊んでみようと思って、キラーでルームに入って、数分たっても、
マッチングしないので、あきらめてサバイバーでルームに入るすぐにマッチングするということがあった。
おそらく、キラー希望者に対して、サバイバーのユーザー数が少なかったたのだろう。

解決案①:マッチングしづらいことを伝える。

ほぼ同じゲーム性を持つidentitiVだと、ルームに入る際に
現状の陣営でルームに入るとマッチングしづらい旨と、
別の陣営でプレイすることを進めるメッセージが表示される。
 
これは非常にローコストでありかつ、プレイヤーのマッチングに対する苦情を防げるとメリットがある。
 
※デッドバイデイライトとidentitiVについては過去の記事でも触れている

解決案②:プレイヤーが足りていない陣営の報酬を多くする

プレイヤーが足りていない陣営で参加すると、リザルトでもらえる報酬を多くすることで、その陣営でプレイすることを促す。
 
ただ、これは報酬を多く配りすぎてゲームバランスを壊してしまうなどのリスクがある。

解決案③:実績の付与

何回か不足している陣営に参加することで、実績、PSハードでいうところのトロフィーを与える。
②と異なり、配布したとしても、ゲームバランスを崩すことはない。
 
ただ、報酬と異なり、魅力を感じないユーザーも多い。

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