ゲームプランナーの技術ブログ

ゲームプランナーである管理人が、仕事する上で考えたことや習得したことを書くブログです。

長期運営タイトルで働くメリット/デメリット

ウォーターフォール型の大型プロジェクトで、頻繁に(1ヶ月)マイルストーンを置くことにより、工数が余計にかかったケースを目撃したことがあるので、何が問題だったかを書く。

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メリット1:慣れた環境で働ける
メンバーの流動性が高い業界とは言え、やはり安定メンバーの入れ替わりは少なくなるので、新しい人との関係を築く必要もない。また、オフィスや使っている機材も同じものを使える可能性も高い。新しいものに触れストレスが少ないのは、個人的には大きなメリットだと思う。

 

メリット2:作業のルーティーン化

運営のフェーズによって業務は変わってくるが、長期タイトルになれば、さすがに作業はルーティーン化してくる。そのため、自分の既にある引き出しで対応しやすい。

 

メリット3:長期間ユーザーと関われる

作り手がユーザーと長期間インタラクションできるののは、エンターテイメントの醍醐味ではないだろう。ユーザーの声をきき、声を反映した仕様を実装すると、そのリアクションをもらえるので、達成感は大きい。

 

デメリット1:応用がきかないタスクをしないといけない

本当に長期間の運営だと、今はつかわれてない技術だったり、運営手法をとっている場合が少なくない。そういった経験は、他のタイトルだといかしづらい。


デメリット2:終わりがみえない

同じものをずーっとつくるので、単純に大きな区切りがない。
ゲーム開発は、プロジェクトによっては残業を多くすることもあるが、区切りが見えればこそ我慢できるものだが、終わりがみえないとだいぶきつい。

終わりがみえないので、ちゃんと意図的に区切りを設けるような長期運営プロジェクトもあるが、そうじゃないプロジェクトだとだいぶきつい。

 

デメリット3:飽きる

良い環境、プロジェクトでも、同じものつくっていると、ぶっちゃけ飽きてくる。
同じプロジェクトしかさせてくれないので、転職するという人もいるくらいだ。

 

まとめ

長期運営タイトルは、本当にメリット・デメリットがはっきりしていると思う。
関わっている時には、自分の意識の持ちようだったりが、今後のキャリアに影響するだろう。長期運営タイトルにぶち当たった時は気をつけたい(戒め)。

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