会話ログの残らないチャットツールはダメだという話
上記の様にスラックやチャットワークといったチャットツールを社内で使用するのは当たり前な時代だ。
チャットツールはメールと違い、気軽にメッセージ送れ、しかも会話の内容をプロジェクト全体で共有することができる。
ただ、チャットツールならなんでもいいというわけではない。
IRCを利用したLimeChatやCHOCOAといった過去の会話ログが残らないタイプのチャットツールは使ってはならない。
※そんなマイナーなツール、知らないという人もいるだろうが、それらを使っている現場は一つではなかった。
今回はその理由について書く。
スポンサードリンク
理由1:ログインしていない人に情報を伝えられない
LimeChatやCHOCOAは、ログインしている人間にしかメッセージを送れない。
上記の記事の様にオープンチャンネル(プロジェクトメンバー全員がみられる会話のチャンネル)があったとしても、遅刻して来てなかったり、休んでいる人はその会話をみられないのである。
理由2:情報が蓄積されない
休んでいたり、遅刻している場合は、百歩譲って、当人の責任と言えなくもない。
だが、当時、アサインしていな人は、どうしようもない。
新しくアサインされた人は、過去にどういった会話が行われたかを確認しようと思ってもそれができない。
理由3:コミュニケーションコストが増える
そういうわけでプロジェクトメンバー間で、持っている情報に格差が生まれてしまう。
そのために、コミュニケーションコストが増えてしまう。
なぜなら、情報を持ちうることができなかった人は、情報を手に入れるために、人に聞いてまわらなければいけなくなるからだ。
結果、工数も少なからず増えることになる。
まとめ
端的に言うとメンバー間の情報格差が生まれ、それが諸々の悪影響を生む。
情報格差があるために、ために以下のような問題が発生することが想定される。
-ツールの使い方がわからない
-スケジュールの詳細が伝わっていなくて、タスクの完了が遅れてしまう
-誰かがやったタスクを行ってしまう
-伝わっているかどうかがわからないから、再度、伝えてしまう
-過去に行われた問題提起が再度行われる
といった様に枚挙にいとまがない
どのプロジェクトでも、スラックやチャットワークといったツールが使われる様になることを願う。
追記:18/4/22
そもそもチャットツールとしてできないことが多すぎるのも問題である。
画像を貼れないといった点もイケてない点である。
〈スポンサードリンク〉