ゲームプランナーの技術ブログ

ゲームプランナーである管理人が、仕事する上で考えたことや習得したことを書くブログです。

ライアン・マークス リベンジミッション(VR専用)  をプレイして気づいたこと

 

キャンペーンモードをクリアしたので、気づいたことを書く。

また、私はPS MOVEコントローラーを使ったプレイでクリアした。

※ネタバレあり

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ベタな展開もゲームだと新鮮

80年代のスパイ・アクション的な展開で、おじさん世代にぐっとくるものがある。

爆発の中、窓を突き破って突入したり、パラシュートで敵アジトに侵入したり、爆発した旅客機から脱出したりと、昔の映画あるあるをVRで体験できることに感動を覚えた。

パラシュートでロンドンの街を覗くのは壮観だった。

ただ、そういった映画に馴染みがないとおもしろくないかもしれない。

リロードにもゲーム性がある

本作は、通常のFPSだとばっさり省略されるリロードの操作が特徴的だった。

自分の胸にあるマガジンを手に持って、銃に入れるという立て付けのため、両手を使ってマガジンを交換することで、リロードがなされる。

そのため、リロードにもテクニックが要求され、これはこれで一つのゲーム性なっていて、おもしろかった。めんどくさいという人も多いが、操作がうまくなれば、達成感もあるし、上達しているという実感ももてるので、私はアリだと思う。

 

ただ、ゲームをやっていると、VR上の胸の位置と実際の位置がずれることがあり、それを調整しなければならないのが、なかなかストレスだった。

VRカットシーンはやっぱりダルい

ゲームの序盤、椅子にすわらせられたままおっさんの話を聞くフェーズがあるのだが、これがむちゃくちゃダルい。

youtu.be

 

ファーポイントの序盤みたいに、話を聞きながらも自由に移動できるような仕様にするなどの工夫がほしいかった。

sonykichi.hatenablog.com

風呂敷を広げすぎることの功罪

ストーリーの序盤から、ヨーロッパ全土を支配する裏組織みたいなものが匂わされているが、その正体がまったく明かされないまま終わるのは、ちょっとイラッとする。

そうやって、風呂敷広げると、たしかにストーリーの続きが気になるが、それがたたまれないと、本当にイライラする。

そして、本作は、見事に風呂敷を畳まずに終わる。

ショットガンやライフルの操作性が悪い

PSMoveで操作する際に、ショットガンやライフルを操作する場合、片方をグリップ、片方をトリガーに見立てて操作する。
だが、2つのPSMoveの距離や角度を適切に保たないと、銃があさっての方向を向いてしまい、非常に操作性が悪かった。せっかく強力な武器をひろっても、使用しないまま終わることも多かった。

まとめ

全体としてよくできているが、カットシーンをみせられる苦痛がひどかった。他のVR対応ゲーム同様に大きなネックだ。 
あと、ストーリーのラストだけ納得できない。スッキリしない終わり方で、まったく好みではない。ゲームの終わりは、ベタでもいいのでスカッとしてほしい。

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