サブバージョンのトラブルと解決策
たまには実践的なことを。
ゲーム業界では、バージョン管理ツールでは、
いまだにサブバージョンが採用されていることが多い。
私はサブバージョンを使っている。
そこで、私がサブバージョンを使っていて遭遇したトラブルとその解決策を載せる。
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- 事例1.不要なデータを挙げてしまった。
- 事例2.日本語向け対応ができない
- 事例3:database disk image is malformed というエラーがでて、フォルダを更新できない。
- 事例4.任意のフォルダがクリーンアップできない。
事例1.不要なデータを挙げてしまった。
以下のサイトが参考になる。
ざっくり言うと、
1.ログを表示し
2.自分が間違ってあげたデータを選択し、右クリック。
3.このリビジョンにおける変更を取り消すを選択。
4.データが巻き戻るので、それをコミットする。
※コミットしないと変更の取り消しがリポジトリに反映されない
事例2.日本語向け対応ができない
日本語版のLanguage Packを入れても日本語にならないことがある。
その場合は、以下のサイトが参考になる。
原因は、インストールされているサブバージョンのバージョンと
Language Pack のバージョンが異なることによるらしい。
Language Pack のバージョンをアンインストールして、
正しいバージョンをインストールすればいいのだが、アンインストールが曲者。
詳細は上記サイトを。
事例3:database disk image is malformed というエラーがでて、フォルダを更新できない。
以下のサイトによると、サブバージョンのデータを管理するローカルのファイルが壊れていることが原因らしい。
上記サイトだと、SQLのファイルを開いて修正することで解決すると書かれている……。
が、プランナーやデザイナーだと上記の対応は難しい。
そこで以下の様な対応を提案したい。
1.更新できないフォルダを適当にリネームする。
2.更新できないフォルダよりも上位階層のフォルダを更新する。
3.すると、更新できないファイルが再度生成される。
4.1でリネームしたファイルの中身を新たにできたファイルに格納する。
5.再度、再生されたファイルを更新すると、4で格納した各種ファイルがバージョン管理下に置かれるようになり、更新が可能なる。
事例4.任意のフォルダがクリーンアップできない。
クリーンアップできないファイルよりも上位の階層を右クリックして、クリーアップすれば大抵いける。気がする。
追記:
上位の階層をクリーンアップしようとしても失敗する場合、下位の階層のフォルダを一つづつクリーンアップしていくとうまくいくことがある。
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