クソゲー誕生の実例集
クソゲーはどの様にして生まれるのか。
今回は、私が目撃したクソゲーが生まれる瞬間について書いてみたい。
クソゲーをつくらないための参考にしてくれれば本望だ。
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- ケース1:コンセプトを変えてしまった
- ケース2:実装されるべき機能が実装できなかった
- ケース3:同じアイディアのゲームが出てしまった
- ケース4:プロデューサーのセンスがなかった
- ケース5:あれなゲームを元に別のゲームをつくってしまった
- まとめ
ケース1:コンセプトを変えてしまった
コンセプトとは、ゲームをつくる上で目指すべき方針である。
とあるゲームで採用されているコンセプトを元に、あるゲームをつくっていた(俗にいうパクっていた)。だが、βも終わろうとするころ、大人の事情でそれはまずいという話になり、コンセプトを途中で変更することになった。
何度も言っているが、コンセプトはゲーム開発において、非常に重要なものである。
これを変えてしまうなんて、正気の沙汰とは思えないのだが……。
結果は、それなりの販売本数だったが、開発側としては不完全燃焼であった。
ケース2:実装されるべき機能が実装できなかった
スマホの基本無料タイトルの話だ。
本来ならロンチ時に実装する機能があったのだが、クライアントが金を払うのを渋りだし、結果、ロンチに間に合わなかった。
ロンチ後に追加で開発したのだが時既に遅し……。
ケース3:同じアイディアのゲームが出てしまった
あるコンシューマゲームの開発の話である。
割と画期的なアイディアのゲームを開発していたのだが、別のゲーム会社によりそのアイディアを採用したゲームが発売されてしまった
その結果、そのゲームは企画倒れになった。
しかし、ここまでそれなりに予算をかけていたので、プロジェクトは中止にできず、それっぽい形にしてリリースされた。
結果は、お察しである。
ケース4:プロデューサーのセンスがなかった
これもあるコンシューマゲームの開発の話である。
プロデューサーが現場に対して仕様の変更・追加を要請するのだが、これがことごとくセンスがない。
本当にセンスがないので、ゲームがどんどんダサくなるのである。
クソゲーに近づいていくのをみるのはなかなかに辛かった。
ケース5:あれなゲームを元に別のゲームをつくってしまった
ある基本無料タイトルの開発の話だ。
既にリリースされているタイトルをもとに新たなゲームを開発することになった。
いわゆる側替えである。
ただ、そのもととなるゲームは、ゲームとしてもあれだし、プログラミングのコードがぐちゃぐちゃで改良が難しいタイトルだった。
ソースがぐちゃぐちゃなせいでバグがまったくなくならない。
なんとかリリースにこぎつけが、運営がうまくいかずにすぐに終了……。
まとめ
当初の計画から想定外のことが発生することが、クソゲー発生の原因であるように思う。
※ケース4、5は例外
それ故に、想定外のことが起きた時に、どの様に対処するかが、クソゲーになるか良ゲーになるかの分かれ道であるように思う。
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