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ゲームプランナーの技術ブログbyIT社員の公私混同

ゲームプランナー/企画職である管理人が、仕事する上で考えたことや習得したことを書くブログです。

ゲームプランナーの技術ブログ:仕様書作成ツール:Excelとその他のツールを比べてみる

 

 

sonykichi.hatenablog.com

前のブログでは、オフィスで仕様書を書くなら、やっぱりExcelでしょって話をしました。

では、その他のツールと比べるとどうなのかという話をしようと思う。

 

対抗馬は、グーグルスプレッドシートとコンフルエンスだ。

 

 

 

■おさらい

その前に、まずはExcelがなぜ仕様書を書くツールに向いているかという話を振り返りたい。

 

・データを扱うのに圧倒的に便利。

・セルが参照できる。

・関数が使える。

 

この3つだ。

 

■グーグルスプレッドシート

グーグルスプレッドシートについてざっくりいうと、クロームブラウザで使える表計算ソフトだ。

 

グーグルスプレッドシートについて詳細を知りたい方は、こちらを↓

gsuite.google.com

Excelと比べた場合のグーグルスプレッドシートの優位性は以下の通り。

 

グーグルスプレッドシートのメリット

・クロームがあればどこでも使える。

 └グーグルのアプリの一つなので、gmailと同じようにクロームがあれば、どのクライアントでも使用できる。

・タダ

 └Officeと違い、販売しているものではないので、グーグルアカウントがあれば、タダで使える。

・複数人で同時に編集できる

 └ファイルが共有されている人、全員が同時に開き、そして同時に編集することができる。

 

個人的には、複数人で同時に編集できるメリットがとても魅力的だ。

Excelの場合は、複数人で作業を分担した場合、それをマージするという手間が発生してしまう。

また、Excelにも複数人で同時に編集できる機能はあるが、グーグルスプレッドシートほど使い勝手は良くない。セルの結合ができなかったりして、ストレスが溜まる。

 

そんな良いことばかりに思えるグーグルスプレッドシートにもデメリットはある。

 

グーグルスプレッドシートのデメリット

・図の編集がいまいち

 └Excelのオートシェイプは、使える図も豊富で、様々な編集ができ、これは仕様書を書く上でとても便利だ。だが、グーグルスプレッドシートは、これがいまいち。

 

・動作が遅い

 └常にオンラインで使用するアプリなので、どうしてもクライアント型のアプリであるExcelに比べると動作が遅い。複雑な関数を組むと、値が出るにけっこうな間が発生することがある。

 

個人的に特に問題だと思っているのは、オートシェイプが微妙なところだ。

やはり、ゲームの仕様書に図は不可欠であり、それをつくるのが手間となると、仕様書をつくるツールとしては、かなり問題だと思う。

 

■コンフルエンス

最近、多くの会社で導入されている社内で共有できるwikiの様なものだ。

 

Confluence - チーム コラボレーション ソフトウェア | Atlassian

 

コンフルエンスのメリット

・ブラウザ上で開くことができる。

 └クライアントがなくとも、ウェブ上で所定のサイトにログインすれば開くことができる。ただ、グーグルスプレッドシートと違い、タダというわけではなく、使用にはお金がかかる。

 

・検索ができる

 └あの仕様について、どこに書いてあったっけー、みたいな時、検索ワードをいれることで、関連するドキュメントを検索一覧から探すことができる。

 

・更新履歴が一目瞭然

 └仕様書は頻繁にアップデートされる。コンフルエンスは、いつどの箇所をどの様に変更されたかを簡単に知ることができる。

 Excelの場合は、更新した人が更新履歴を記述していなければ、それを確認することはとても困難だ。しかも、編集前のバージョンも簡単に呼び出すことができる。

 

コンフルエンスのデメリット

 ・関数が使えない

 └作成できる文書が、テキストファイルに毛が生えたレベルであり、関数なんて概念はない。関数を使った表を載せたい場合は、Exelやスプレッドシートで別途作成しそれを添付する必要がある。

 

・図の編集が一切できない

 └オートシェイプの様な機能が一切ない。できることは、ありものの画像を挿入することだけだ。

 

特に、図の編集が一切できないのがとても辛い。

なんども言うが、ゲームの仕様書には図が必要だ。

 

とある職場では、仕様書をコンフルエンスで書くことになっており、図を入れる場合は、エクセルを開きオートシェイプで図を作成しその図をインポートするという二度手間でとても辛かった。

 

仕様変更があった場合は、またエクセルを開き、図を編集しなおしインポートするという苦行を強いられた。

 

■まとめ

仕様書に欠かせない図を扱うという点で、今回紹介した2つのツールは課題がある。現状、やはり、仕様書を書くツールとしてはExcelが一歩リードしている。

 

ただ、文書だけの仕様書であれば、コンフルエンスが、リストであればグーグルスプレッドシートに書くと言ったように使い分けると良いかもれしない。

 

いずれにしても、仕様書をどのツールで書くかは、それぞれのメリット・デメリットを比較してから決める必要がある。