ゼルダの伝説 BoW をプレイして気づいたこと
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物理法則を利用したパズルは直観的
-ものは、高いところから落ちる、
-燃えると上昇気流が発生する
-水は氷る
-氷は火でとける
といった物理法則で解いていく、祠やダンジョンのパズルは直観的で攻略の糸口が見つけやすい。
暗号を解いていくタイプのパズルだと、毎回毎回、パズルのルールから把握する必要があるが、上記のような理由から本作はそういったことが少ない。
また、フィールドの探索も物理法則をうまく利用することで、効率よく進めることができるので、普段のフィールド探索の経験がパズルに応用できるのもよい。
逆もまたしかりで、パズルをといていると、フィールド探索もスムーズにいく。
このようなサイクルを通じて、ゲームの腕が上達していく喜びを感じることができる。
達成感を得る場所がいっぱい
最近のゲームは、成長要素(≒レベル)があり、レベルを上げれば、力技でクリアできるというケースが多い。
だが、ゼルダは装備を充実したとしても、ハートの数を増やしただけでも、クリアできない要素がある。
祠のパズルなんかは最たる例だが、フィールド探索にもそういった要素はある。
例えば、がけや塔を上るときである。「がんばりゲージ」ををうまく管理できないと、高所から落下してしまう。
たかだが、がけを上るのも一つのゲームとして成立している。
泳ぎも同様である。スタミナ管理をしないと、おぼれて死んでしまう。
他にも各種武器やアイテムのリソース管理もゲームとして成立している。
いつ売るのか、どの敵にどの武器を使うのか、それとも温存するのかといったことを工夫することがゲームの攻略につながるように設計されている。
地図を「つくる」のが楽しい
資源や敵の位置を自分で把握し、スタンプを押して、オリジナルの地図をつくっていくのが楽しい。
本作は、自分で地図上にスタンプを押して、資源の入手場所だったり、敵の場所だったり、馬が出現する場所だったりにしるしをつけて、地図を自分好みにつくりこめる。
こういったカスタマイズが、なかなかに楽しい。
これは他のオープンワールドにはない楽しさである。他のオープンワールドは、マップで情報を開示しており、自分で情報を書き込む必要がない。マップは最初からある程度完成してしまっている。
資源供給の仕組みがうまい
モンスターを倒すことで各種資源がそれほど確保できないので、フィールド上から資源を獲得する必要がある。
だが、フィールドの資源は限られているため、旅している間に、どんどんフィールド上の資源は減っていく。
その問題を解決すべく、本作では、一定周期で資源が復活する仕組みを用意している。
またこの仕組みは、前述の地図をカスタマイズしていく楽しみにもつながっている。
地図上に資源が獲得できる場所に印をつけておくことで、資源の回収が効率よくおこなえる様になる。そのため、地図のカスタマイズをするモチベーションも上がる。
まとめ
さすがに賞を総なめしただけのことはある。
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